2017.1.25 国際フォーラム
開場時間になって、入ったものの、２階ロビーで足止め。
NHKホールでも２０分待たされたから、それもありかな、と思っていました。
でも１８時になっても入れない。
２階ロビーはいっぱいで、入場制限をされた人たちは１階ロビーで行列を作っていました。
結局、１８時２０分になって客席へ。
ふと外を見ると、会場の外に長蛇の列。
これには、さすがにびっくりしました。
開演時間も１９時かしら、と思ったら、１８時５０分、開演となりました。
２曲終わっての最初のご挨拶。
お待たせしました、から。
何か理由を話すのかと思ったら
『大腸の検査をしました。何もなかった。ポリープの１個も、半分もなかった。
ステージ前に、トイレで座していたら・・・』と尾籠な話になり。。。
機材のトラブルだったようですが、Julieは自分のせい？のように話していました。
人間には３つの坂がある、上り坂、下り坂、まさか、と。
詳しい話はしませんでしたが。。。
そのためか、２曲に入る前に間があきました。
GLACEが忘れちゃったみたいでした。
Julieが『大丈夫？』と。
多分、トラブルで開場が遅れた事で現場には緊張が走ったと思うので、そのぴりぴり感があったのではないか、と
私は想像しました。（もちろん、違うかも）
やはり、客席はいまひとつ、乗り切れないように感じました。
１列センターは着席のまま、だったように、３５列の私の目からは見えました。
リズムを刻むと身体はノッテくるのですが、歌詞が頭をよぎると、聴き入ってしまう。
あの震災を実体験した人が、それぞれの立場で聴くから、リズムだけでは済まされない何かを感じてしまうのだと
私は思いました。
反原発は、私も賛成です。
でも、その関係者が身内にいるとしたら、それは素直に聴けないかもしれない。
実際に身内をなくしたとしたら、思い出したくないかもしれない。
Julieの気持ちはとてもわかるし、私も同じ気持ち、
でも、
と思う人もいるはずです。
歌詞は、大きな間違いはなかったと思いますが、補作詞、というか、ん？と思う事もありました。
客席の戸惑いは、８日からそのままだったように感じました。
初めてこのステージを見た人もいるはずだから、セットリストに、あれ？と思ってる、そんな雰囲気も感じました。
アンコール前のMC。
NHKホールで、やらなきゃよかった、と言ったのは半分冗談、みたいな事を。
動かなくてよいから楽だったけど、身体がなまった？かも。
Julieがその場でジャンプしたら、とても高くて、まだ飛べるんだ、と思いました。
名古屋や大阪は暖かかったよ、と東京との比較を口にしました。
それは、NHKホールの情報をみんなが知っていたから、でしょう。
何も知らないでその場にいたら、やはり、え？と思うセトリでしたから。
それが悪いとは思わないし、Julieが２０曲をやりたかった、という気持ちもわかるし、
Julieなりのアピールだから、僭越ながらそれは良しとしています。
でも、
と思う私もいます。
思い出したくない、という人もいるし、批判の的になっている関係者もいると思うのです。
Julieのやった事が良いとか悪いとかではなくて、受け止める側の気持ちがそれぞれ違う、と思いました。
今回も、また、圧倒的な歌唱力で、ぎゃふんと言わされました。
多分、そこはJulieもわかっていると思います。
名古屋や大阪は暖かく迎えてくれた、と言ったJulieは、東京のファンが冷たい、と言うのではなく、
受け入れる事の難しさをNHKホールのステージで感じ、
また今日、国際フォーラムで感じた、という事だと理解しました。
あくまでも、私の想像です。
歌詞の内容を考えず、リズムだけに没頭できないもどかしさを感じました。
真面目に受け止めたからこその反応だと思っています。
MCは、３０分近くありました。
大悪名の話で、２月に海老蔵が悪名をやるとの事でかなり気にしていました。
『挨拶がない』と・・・・・・・・・・・・
（注；調べてみたら『座頭市』に出演されるそうです。Julieの勘違いかしら）
Julieは今東光さんの奥様にご挨拶に行ったり、中村珠緒さんに挨拶をしたり（Julieは行ってないみたいですが）
珠緒さんがいらした時の話は面白かったですが、詳細は内緒。
海老蔵の悪名はなかり気になっているらしく、
観に行って、どうだったか、友達に話して（SNSに書けってことかな）とか、
自分も観に行くかも、
影響されるから行かないかも。。。
一番、安い席でいいから、と。
でもチケットが取れないかもしれないですね。
（注；
お高いチケット、ですから『座頭市』だったら、行かなくてもいいですよね。
Julieは安い席で、一番後ろで観たらええがな、なんて言ってました。）
５０周年記念公演の音楽劇。
（土田早苗さんが真っ赤なジャケットに白いパンツといういで立ちでいらしていました。）
最後の音楽劇の話と、
５０周年記念コンサートは、５０曲のシングルと数曲、やるそうです。
この数曲は新しいシングルの２曲を歌う、という事かな？
日程ははっきり言わず、６月後半？７月？とも。
来年１月までのツアーで、６６か所が決まっているそうです。
最後には、
『５０年間、付いてきてくれて、ありがとうございました。みんなにエールを送ります。』
と言ってから
『頑張れ、頑張れ、頑張れ、みんな！』と。
これには涙がこぼれました。
還暦の時、珍しくファンへの感謝の言葉を口にしましたが普段は、ファンに対して感謝の言葉なんて言わないJulieが
ありがとう、とか、頑張れと言うなんて。
口にしないだけで、実はしっかり見ていてくれたんだ、と思ったら、涙がぽろぽろ。
あ～、しつこく、嫌われながらも、付いてきてよかったんだ、と思いました。
嬉しかったです、本当に。
今のままだったら、来年の古稀もきっと生きていると思うからみんなにも観て欲しいというJulieの気持ち。
こうなったら、嫌われても、付いてきますからね。
新曲の２曲はノリがよくて、楽しいです。
3.11が楽しみです。
Julie,ありがとうございました。
古稀の祝いまで、しつこく付いていきますので、そのおつもりで、ね‼
♪Deep Love と ♪恨まないよ
ココロに沁みました。
（思い出したら、また追記します）2017.1.26
2017.1.8 NHKホール
仕事始めです。
准高齢者、と設定された事に、余計な事を決めたがる人がいる、と最初のMCで。６５歳から７４歳までが準高齢者？もう決まったの？
せっかく、年寄りだけど頑張ってる、と思っていたのに、年寄りじゃない、っていうの？と。
衣装は黒のスーツ、左胸に、三日月の模様と、星がたくさん、縫い付けてありました。きれいでした。
上着を脱いだら黒のブラウス。
衣装替えして出た時は赤？の上着、紫のブラウス
♪福幸よ
オープニングに続き、２曲を聴いて、あれ？と思っていたらMCで
２０１２年からのシングル曲をやります。
え？
４曲×５＝２０曲って事？？？
と思っていると。。。
アンコールで出てきて、
『こんな事、やるんじゃなかった』と。
自分で作った曲だから、
色んな事を色んな人に言われるけれど、自分の事は僕に決めさせて欲しい。
普通の爺さんに戻りたいとは思わないし
普通の青年にも戻れないし、
普通のおじさんにも戻れないし。
嵐の前の静けさ、
老人だぜ。
還暦からもう１０年も・・ 早いね～
みなさんも一緒に歳をとってるんですから。
人のやらない事をやってきた。
ステージに出てきたら、誰もいなかった、という夢を見た。
いつまでもあるとは思っていないというJulie.
５０周年のツアーは、大したことはしない。
シングルCD５枚だけを歌った事に関しての事。
客席が熱くなかったと感じたのでしょうか。
シングル５枚を一度にやる、とは全く想像していなかったので。
確かにタイトルは『祈りLOVESONG特集』でした。
でも私は祈り、を飛ばして、LOVESONG特集、だけを見ていたのです。
だから。
だけど。
圧倒的なJulieの歌唱に、やられました。
涙を流して歌う、震える声で歌うJulieの熱唱にココロを奪われました。
いつものロック、とは違いました。
私自身が熱くなれなかった、という点で消化不良だと思ったのですが、
Julieの歌には非常に満足しています。
５枚のCDは、ココロが重いのです。
だってJulieが泣きながら歌うのですから。
そのココロが私の胸に突き刺さるから、こちらも涙してしまう。
だから、好きだけど、嫌いなのです。
その歌声を聴くと辛いのです。
何を思いながら歌うのか、それはJulieにしかわからない事ですが、
多少なりとも、あの日を体験した私にしてみれば、
その後の新聞記事やニュースで、同じようなシーンを見て、聞いているから。
全く同じシーンではないと思いますが、私も涙しながら見ていましたから。
それは当事者だけでなく、それを見た人たちはみんな同じ想いだと思います。
あくまでも、これは私の感想です。
これから大阪、名古屋と続き、千穐楽の国際フォーラムでは気持ちの中で変化もあるかも。
ある意味、期待を裏切られました。
でも、それだからこそ、Julieなんですよね。
『忘れちゃった！』と歌いなおすシーンがあり、その『忘れちゃった』と言ったJulieの可愛い事‼‼‼
アンコールで何を？と思ったら、３月１１日発売の新曲を歌ってくれました。
白井くん、と言われたので、白井良明さんだと思います。
２曲シングル？でしょうか。
開場は２０分、遅れましたが、開演は定刻通り。
アンコール前のMCでは、年間のスケジュールを。
大悪名のあとは、７月〇日からスタートのようです。
さあ、Xデーはいつでしょうか。
５０周年記念ツアーは５０曲、やるようです。
ただし、大したことはやらない。
記念の何もない。
シングル曲が１０４曲（？）その半分くらいやる。
ワンコーラスずつやる、
考えた挙句。
でもそれでも１時間５０分かかる。
『え～』と客席。
１番しかやらないそうです。
ヒット曲をこれまでやってこなかったのは今年のため。
やっても７～８曲。
腐っても鯛、
あの沢田研二？
三面記事に載った沢田研二？
全国で６０数か所、もっと増えるかも、とも。
どんな風にでもいいから、ライブに来てほしい、というJulieの気持ちですね。
シングルから５０曲。
タイガースで小分け
こまとめ
初期のヒット曲
事件を起こした後で
孝之バンドを別れた後でこまとめ
ポリドールから東芝へさらに
Julieレーベル
人の世話になっていない。
レコード会社にいたら『あなたは、今年は出しません』と言われる。
ユニバーサルから５０周年で出したいと言われたけれど、
誰が出させるか。
記念のものはない。
『思い出だけ、思い出をのこしたらいいんや。僕には来年が』
お金を使わせないようにした。
今回まで７０００円。
５０周年記念、ご祝儀！ご祝儀！
お金は使わなくていい、できる事ならライブを観に来て欲しい。
正直な話。
Julieの顔元がすっきりしていました。
目元もよく、素敵なJulieでした‼
（３階センターからじっくりと、MCの時にオペラグラスで観察しました）
左手首の例の腕輪？？？
２本ともありました。（訂正します）
最初のMCでも、アンコールのMCでも
いつまでもたくさん、お客さんが来てくれるとは思わない。
楽屋にはたくさん人がいるのに、
誰だかわからない人もいて『小林～、誰や？』と言っていて
ステージに立つと、客席には誰もいない、という夢を見た事がある、と。
今はモニターがあるので、１階は満員だ、と確認できている。。。。
福幸よ
F.A.P.P
３月の雲
東京五輪ありがとう
Uncle Donald
犀か像
一握り人の罪
Fridayｓ Voice
涙まみれFIRE FIGHTER
泣きべそなブラッド・ムーン
Deep Love
un democratic love
Welcome to Hiroshima
～平成２６年（2014年）８月６日『平和への誓い』より
Pray～神の与え賜いし
櫻舗道
カガヤケイノチ
三年思いよ
恨まないよ
臨海限界
こっちの水苦いぞ
アンコール 新曲
揺るぎない優しさ
ＩＳＯＮＯＭＩＡ
（和さんのギターの伴奏のみ）
いつもの感想文をハングリーハートさんからいただきました。
「祈り」とタイトルにあるからここ５年毎年３月１１日に出しているミニアルバムからかなりやるかと思ったが何と四曲入りミニアルバム５枚の全曲演奏。
おまけも新曲の２曲。
見事なまで潔いコンサートでした。
２０１２年以降夏からのツアーは最低２回は行ってるから初めて聞く曲はないのだが他の曲に比べたら腹に落ちていない曲の方が多いなあ。
でも、ボーカリスト沢田研二は堪能しました。
今年であれからもう６年。
問題は何も解決しないで忘れ去られようとしている。
忘れてもらった方が助かる人もたくさん、たくさん。
昨年末福島原発の近くに行き未だに残る惨状を見てきた知り合いの話がライブを聞いていて蘇ってきました。
批判を忘れない姿勢や思い、メッセージを伝えるのがロックの役目なんです。
ロッカー、ジュリーを観た思いです。
エンターテイナーとしてのジュリーは５０周年記念ライブを楽しみにします。