正月コンサート 爛漫甲申演唱会

2004.1.12  更新

2004.1.10  渋谷公会堂

2004.1.11  渋谷公会堂

2004.1.18  渋谷公会堂

期待に胸が膨らむコンサート初日。
何を歌うのだろうか、ということより、何を聴かせて くれるのかしら、
と思う私はいつもJulieの思いをひたすら受け止めるだけ。

会場に入ったとき、『六甲おろし』が流れています。
去年、『ロックの殿堂・渋谷公会堂で、初めて六甲おろし』 とかいう
見出しがスポーツ紙に載ったことを思い出しました。
『ROCK・黄・WIND』と繰り返し流れています。

場内超満員の会場を見て、期待の大きさを改めて実感。
ドキドキ

何故だか、渋谷駅に降りたとたんに、動悸がしてきました。初日でも
ないのに。変に興奮していました。

1.Good good day 

軽く歌いながらのJulie登場。黒い衣装にウエストバック、
ん?また電飾有かな、と思う。

衣装もゆっくりと観察できる余裕がありました。一点ものだもんな〜、
よく見るとすごい衣装だな〜と思ったりして。

2.立ちどまるなふりむくな
いや〜、今の私の心情!後ろを振り向く余裕なんてない!

新年のご挨拶
仕事初めです。28日に一斗樽を開けて(年末に鏡開きしたの?)お正月3日に
完売しました。その樽で昨日、白菜を漬けました。
(お味見、してみたい〜〜)

いろんなことをして紅白を見てました。SMAPがすごく良かったです、
中居クンがすごくうまかったです、きざなせりふを言ってました。
口びると音を聴き、最初はテープだと 確信してまいたが、
木村くんが必要以上に伸ばして 歌うから、あんなに伸ばすのを、
あわせるのはムツカシイと思いました(だから生歌?)
終わってからもあの曲が耳にこびりついていて、口ずさんでいました。
何をしても、おそばをゆでてもあのメロディが浮かびました、あ〜いやなこったと思いながら。

夕べは興奮して眠れなかった、寝返りをうってず〜っと歌を歌っていました。
ひとつが終わるとまた違う歌を歌って。
若い頃は、こんなことはなかった、今日はぐっすり眠りたい。

9日に漬けた白菜が美味しく漬かっていて、今朝いただいてきました。
テレビがあるせいか、客席からの掛け声が多く、でもJulieは
『小さな歓声を拡声器で大きくして、掛け声は消します』と。
客席に投げかける言葉には、いちいち反応しなくてもよい、私が自分で
わかっているから、とも。

3.確信

この曲は、私にはちょっと思い出があり、イントロを聞いただけで涙が出るのです。
聞くにつれて、ぼろぼろ。Julieがこっちを見てるから、笑おうとするのだけど、
笑えないし、感激の曲でもありました。詩がいいのです。

4.真夏・白昼夢

なんとも異体験というのか、白昼夢 経験ありの私には、これまたいいのです。

5.キューバな女

電飾です、赤とブルーのきらきら輝くXマーク。悩ましい詩にくらくら。
Julieのセクシーさにも、くらくら。

ウエストバックに手をやると同時に暗転して、赤と青の電飾が。
くるくる廻るJulie,目を回さないでね〜。

6.ミネラル・ランチ

サーモスタットな夏 は、思い出がいまいち鮮明ではないのです。

7.あの日は雨

歌詞を見ると、辛い話ですが、間奏のとき(後奏だったかな)頭を垂れたあと
顔をあげたJulieは、泣いていたような。熱い想いが込められていたように
感じました。迫力のある歌でした。

あれ、おかしい、と思っていたら涙で歌えません。昨日もそうでしたが
とうとう・・・。
特別な思い入れがあるってことなのでしょうね。

はじめて、最後まで歌えました。でも最後は、唇をかみしめていました。

8.青い鳥

ここで、青い鳥?タローさんがきっと喜んでいることでしょうね!

9.あなただけでいい

真っ赤なライトで歌いあげるJulie。昔の曲ってこういう感じの曲が多くて
あ〜と思うほど素敵です。Julieの迫力を強く感じます。ただ、ひとこと
すごいぞ、Julie!

すごい、すごい。
カッコよすぎる。

呆然と立って見入る、聴き入る、という感じでますます迫力を増していました。

10.サムライ

昔、ファンクラブの全国支部長会議があり、最初の頃に付けていた
ハーケンクロイツに対してクレームがつき、『X』に切り替えたJulieに対して
『潔いと思います』と発言した私。 ポリドールのデレクターの木崎さんのことを

ふと思い出しました。TVでいっぱい見た曲の1つでもあります。

11.マッサラ

この曲まで、ともかくドラムの音が胸にとても響きました。 

12.CANDY

私が20代前半にばりばり、追っかけ(注;広島・岡山・鳥取・島根・山口・福岡)を
していた頃のツアーで聞いて大好きな曲です。
♪Candy〜♪と歌うJulieが可愛い!

この曲を歌う、とわかっていてもイントロが流れると「きゃ〜〜」とひとこと。

ここまで、なんとなく乗りきれていなかった私が、一気に縦ノリに突入しました。

13.キスまでが遠い

キスまでが遠いの?ふ〜ん、ってそれは感想か?

真ん中辺りの席で、Julieの視線を感じたのは、単なる勘違い?

14.砂丘でダイヤ

何故か、ご贔屓の多い曲です。あ、何故かは余計ですね、砂丘でダイヤを
探すのはムツカシイ、そんな話じゃないのよね。

15.素肌に星を散りばめて

この曲も盛り上がった1曲です。良かった〜〜〜〜

どうして、この曲って、こんなにわくわくするのでしょう。

16.あなたに今夜はワインをふりかけ

武道館で聴いたあの場面が浮かんできて、ワインのCMも浮かんできて
それにまつわる思い出が走馬灯のように・・・

名曲です。私の青春時代がよみがえってくる1曲です。
栄光の追っかけ時代!

17.僕がせめぎあう

音声を変えて二人のJulieが歌ってせめぎあっています。

左右のバランスが初日のほうが、よくわかったと思うのですが。
平坦に聴こえました。

18.世紀の片恋

片思いではなくて、『片恋』と言わせる言葉遊びが好きです。
私もJulieに『世紀の片恋』をしてるんだけど、な〜。

Julieのピンクのストロー、私も欲しい。これってストーカー?

19.グランドクロス

こういうノリの曲は、聴きやすくていいですね。

こんな風にノレル曲だと今、気がつきました。

アンコール

TIME IS ON MY SIDE  

Tigers で覚えた英語の歌ってたくさんあります。ともかく耳で聴いて
カタコトの英語の歌を歌えたのです。 ジャンプするJulieは、いまもカッコイイ!

昔を思い出します。和製英語、いえ、Julie’s Englishです。

SATISFACTION DAYTRIPPER 

去年、ストーンズのコンサート(東京ドーム)に行ったとき、不謹慎にも
「ど〜してJulieが歌わないの?」とミック・ジャガーの歌を聴きながら思ったのです。
俄かストーンズファンですから、Julieが歌っていた曲しか知らない私です。
だから、その辺からJulieが出てきて歌う、と思ったのでした。
それが年が明けて、お正月に歌ってくれて、とっても嬉しいのでした。
懐メロとは言わないのでしょうが、懐かしい曲、です。

届かない花々

やさしい曲ですね。リズミカルなんて言葉は使わないのかしら。

♪だれでもピースなフフェイスが好きでしょう♪

詩がいいのかな。リフレインする言葉の響きが好きです。


最初の新年のご挨拶のほか、アンコールまで一切おしゃべりになりませんでした。
アンコールでは、場内に流れていた『六甲おろし』は
「去年阪神タイガースが優勝したことを忘れないで、いや忘れさせない」という
Julieの泣きの入った切実な想いからの発案だそうです。
毎年、何をやろうか、と過去のデータを引っ張りだして、
あ、これは去年やった、とかあれこれと悩むとか。
何百回も歌った曲もありますが、これはよそを見ても歌えますが
こんなことでいいのだとうか、と考える葦が出てくる、と。
コンサートの構成を考える時間って、とっても大変なのでしょが、
実は一番楽しい時間だとも思います。

歌ってみて、客席の反応を見る、その瞬間って
「しめた」「あれ」「ふふふ」などJulieの中にも、しっかりあって
だから、イントロを聴いた瞬間に私は、すぐに反応をしてしまうのです。
もちろん、じっくりJulieの歌を聴いていたい、という方もいらっしゃるのでしょうが、
性格上、こうなってしまいます。

メンバー紹介で
カズさんは「聴いたか、青い鳥のハーモニーを、タローくんより正確!」
これには、大笑いでした!
グレースさん、加納ミカではありません、
依知川さんから届くお米は美味しい、
下山さんの隣に並ぶことは恐れていません、私はありのままを見せます、
などいつもとは違うJulieでした。

私にちょっとしたハプニングがあったのですが、なんとかクリアして見ました。
ラストのMCが長く、呼吸を整える時間でもあるのかな、なんて。
井上孝之さん、サリーとタローをロビーでお見かけしました。

今日は、よく眠れそうです。しんどかった!
みなさんもずっとたったままで腰は大丈夫ですか?
来年は大きな靴にしよう、とか。
Juliesの頃、野球やってて、滑り込みをして血豆になって、痛かった。
ある日突然、3日目に声が出なくなりました。よる年波には勝てず、
断腸の思いで、2日と1日にしました。

大阪フェスティバルホールのステージは、渋谷より広くて、
舞台に20〜25cmの段差があって、それを降りる時に辛いんです、とか
オケピにふたをしているけれど、水平じゃないし、
黒い地絣が引いてあってすべるんです。怖いんです。
その点、渋谷は広くなし、花道もなし、奥行きもないから好きだとおっしゃっていました。
歌手生命のためにも、バリアフリーにして欲しい、と。
背が縮んだように思う。
笑ってみているけど、対岸のなんとかじゃありません、明日はわが身だ、と。

毎年、少ないメンバーでやっています。高橋真梨子さんのTVを見たらバックに
7人も8人もいるわけです。こちらは僕を含めて5人です。
かけがえのないメンバーです。

メンバー紹介では、何の補足もありませんでした。

 

実は、アンコール前に後ろに座った方から、ご注意を受けました。
後半になって、私にエンジンがかかり、縦ノリで、飛び跳ねていたら
そのおかげでJulieが見えなくて、困った。 間から見ようとすると後ろの人まで
見えない、と。

う〜ん、こういう場合、どうすればいいのでしょうか。
他人のご迷惑をかけてまで、ノッテ見てはいけないのでしょうか。
最初から、最後まで飛び跳ねていたのでは、ないのですが。
私の前の人は少し背が高いから、私の見える範囲は限られていましたが、
それは、それで仕方ないから、見えるところで見ようとしていました。
あなたの背が高いから、私が見えないわ、と思ったこともありません。
そういう席なのだから、なんとか見える位置を自分で確保しようと
してきました。
でも、飛び跳ねているから、見えないと言われたことは初めてでした。
私は約160cmです、それで飛んでも、と思うのは私の勝手ですね。
座って〜と言われたわけではありませんが、ノラナイデ、と
言われたようで、ちょっとショックだったかしら。

身が軽くなって飛び跳ねるという楽しさを覚えたのは確かです。
ただ、それで周りに迷惑をかけているとしたら、じっとして見なきゃ
いけないのかもしれませんね。

3年前に渋谷公会堂に再デビューしてからは、それまでと違う見方をしてきました。
楽しんでJulieのコンサートを満喫しようと、思いました。
せっかくだから、嬉しいときは、嬉しいように、表現しようと思いました。
それを実行してきて、でもそれが、実は他の方に迷惑をかけていたんだと
知った今、じっとして見る方法を探さなきゃいけませんね。

知らなかったとは言え、これまで実は迷惑をおかけしていた方々、
ごめんなさい。

2004.1.18 記