街録　ガイロク 　2019.4.25

あれは、2月のある日でした。
銀座をブラブラしていたらカメラクルーに呼び止められました。
日曜日のホコテンにはカメラクルーがたくさん。
呼び止められたそのクルーを見て、今日も来てるのね、と横を通り過ぎたところでした。

「何をしに銀座へ？」 「このニュースについてどう思いますか？」
そんな質問を待っていたら

「平成で一番の想い出は？」

なんと！

私には『沢田研二大研究』の事しかないじゃないですか。
聞くと、NHK BSプレミアムの『街録 ガイロク』という番組。
BSプレミアム！
2009年のリベンジが出来る？と思いました。

「本を出版しました」と伝えるとインタビュアーの女性の顔が、ふと、変わったように見えました。
詳しく話を聞かせて欲しい、と言われ 沢田研二の説明から、延々と話しました。

日差しが傾いてくるので陰にならないよう4〜5回場所を移動しながら。
そうです。52年間の歴史を語るには30分では足りません。
読売新聞夕刊に掲載された事 例の件でテレビのインタビューを受けた事 出版に至るまでの話をしたら

ファンの歴史も聞かれました。

カメラマンさんは、ジュリーの事をちゃんとご承知の年代の男性、知らないのはインタビュアーだけ。
もう一人の男性も含めてみんなで笑顔で話していました。

山野楽器にも本が置いてあります、と お話したから多分、確認されたと思います。
名刺を交換し、後日、改めて私の歴史？若い頃からの写真の提供を求められました。

でも、もっと強烈な方がいらしたようで
『残念ながら、放送されなくなりました』とお詫びのメールが。

ちょっとだけでも、楽しい時間を過ごせたので、とても良い経験になったと思いました。

以上、ご報告でした。