沢田研二大研究
2019.3.9
2019.2.23
週刊文春の2月28日号
『文春図書館推薦』
2019.2.20
第2刷が完成しました。
2019年1月31日発売予定
神楽坂のあるお店のワインの会でたまたま隣に座ったかたが読売新聞のかたでした。
遅れていらしたそのかたとお話をしていたらJulieファンだとわかりました。
その後、2年くらいたったでしょうか。
2018年3月の初めにそのかたから連絡をいただきました。
読売新聞を卒業するにあたって、ファンの目を通してJulieの事を書きたいという事でした。
何度かお目にかかってお話をしました。
5月7日から11日まで『ジュリー命50年』と言うタイトルで読売新聞夕刊に連載していただきました。
その記事を見た高校の同級生から連絡があり、私の書いたものを出版してみないか、という話でした。
最初は冗談かと思いましたし、私の書いたものが売れるわけがない、と何度もお断りしましたが
青弓社の矢野さんからぜひとお誘いを受け、ではお願いしてみようかと思いました。
さて。
私が書き溜めていたJFCの会報、LIBERTY、Julie's Worldの文章を縦書きにする事から始めました。
なにしろ、50年以上の長きにわたる歴史があるので、それを300ページにするというのは至難の業でした。
何度も印刷をし、校正し、また文章を削って、とそれを繰り返しました。
私自身では削ることが難しいので、残して欲しいところだけピックアップし、その他はバッサリと
削ってもらう事にしました。
遅々として進まず、でも年明けには発行したいという出版社からの意向があり12月初めに
最終的にまとめました。お正月明けに最終校正を提出し、印刷に取り掛かったという流れでした。
読売新聞に連載された事が大変な事だったにもかかわらず、
あのドタキャン騒ぎの時にはフジテレビの『バイキング』の取材を自宅で受けたり、
実現しなかってけれどTBSの『サンデージャポン』『あさチャン』などからも連絡をもらいました。
また、数日たってから週刊朝日の取材を受け、記事として載せていただきました。
週刊朝日の佐藤編集長がJulieのファンでした。
その後も、週刊文春からも連絡をいただき、お話をしました。
ただ、Julieに対して批判的な記事を書くのだったら、お断りする、とも伝えました。
予定の週刊誌が発行される前に連絡がありました。
沖縄でのライブに行って声が出なかった事（批判的な事）も書くので
そうなると私の意向と違うので私の話した事は載せませんというお断りの内容でした。
聞いてみるとその記者さんもJulieのファンであること。
気になっているから取材をしている、とも言われました。
武道館のライブに来て万全なJulieのコンサートを見て欲しいと言いましたが、仕事が忙しくて、と。
週刊朝日の佐藤編集長も時間が取れそうもない（涙）と。
Julieが見せた意地
それに応えるファンの意地
そんな中でいよいよ『沢田研二大研究』が発行されようとしています。
万人に支持されるとは思っていません。
批判もある事でしょう。
たったおひとりでも、読んで良かったと思っていただけるなら嬉しく思います。
それは、私がこの『沢田研二の世界』を立ち上げた時と同じような気持ちです。
1日に1回のアクセスがあったら、1年で365アクセスある、というものです。
もしかしたら、お目汚しかもしれません。
なんせ、私が書いたものですから、ね。