CONCERT TOUR2001 新しい想い出 Part2 In KYOTO 2001.11.11

2年ぶりに京都へ。
今回は、めずらしく市内観光(と行っても、あの新京極をうろうろしただけ)をして、さて会場へ。
5時開場、え、こんなに並んでいるの?と思うほど延々と続く入場者達。いつとぎれるかと思いながら
見守っていても切れないので、最後尾に並んで入場。

隣に座った3人組の女性は、「いや〜、こんな前なの?後ろだから寝られると思ったのに」という
言葉に反して、Julie登場と同時に立ち上がって手拍子、足拍子(?)と、堪能されたご様子。
京都会館の席というのは、前から33列で始まり、一番後ろが1列。
最初に来た時、そんなことを知らない私は、一桁台のチケットにずいぶん喜んだ記憶あり。

Part1と同じという話は聞いていたものの、やはり、ステージは生。
だからきっと全て同じではないはず、という信念で立ち向かう。
渋谷、岡山でしっかりリハはできているので、空でメニューは言えないものの、曲が始まると次の曲は
何だっけと分かる程度だったけれど、それなりに対処できた。
振りは、私が一番華やかだった(と自分が思っている)時代の曲では、その当時の振りを思い出し、
その時の時代背景も思い出しながら、飛んだり跳ねたりしたのであった。

♪ダーリング♪しかり♪勝手にしやがれ♪しかり。
《ダーリン〜》と歌って両手を頭の上にあげ、ぱっとこぶしを開くというのは、そもそも水兵さんの
白い帽子(夏用)を被って歌ったシーンのなごり。
(そういえば、当時のコンサートの時、お揃いのTシャツを着て、お揃いの白い水兵さんの帽子を
被って、Julieの真ん前で一緒に《ダーリン〜》と歌いながら帽子を頭の上に落としたという
あのシーンは忘れられない。実は、ものすごく恥ずかしかったのに、それでもやり遂げた
あの純粋な気持ちを思うと、涙が出てくる。)

♪勝手にしやがれ♪は、忘れもしないレコード大賞を前にした
12月27日の広島でのコンサートのこと。
う〜ん、コンサートを見ながら過去の私の栄光(?)を思い出すばかり。

我に返ると、相変わらず飛び跳ねている私がいる。
ず〜っとこうやってJulieを見てきたんだな〜。今のほうが激しいかなあ。
あんなにステージの隅々を走り回ってサービス満点なJulieを目の前にして、
しとやかにただ見てるだけなんてできっこない。
Julie以上にハアハア言いながら、立っている私がいる。
そこに幸せを感じる。
スローな曲の時には私はお休みできるけど、Julieはその時もまた歌っているわけで・・・
ありがとう、Julie。いつまでも付いていきます。
嫌だよ、なんて言わないでね。そんな気持ちで見つめる。

Juleiがジェット風船(注;これは広島市民球場が発祥の地だと思うけど)を膨らまして飛ばすと、
それを合図に白い大きな風船が舞台に登場する。
ハプニングは、ここで起きた。小さくなったジェット風船が客席の一番前に落ちた。
そこにいたファン3人の手が見えた。宙で奪いあっていた。
当たり前のようにJulieが「それ、返して」と言っているように見えた。
素直に手を出すJulieに対し、渡そうとしないのか、手に触ろうとするのか、
風船の奪い合いが起こってしまった。引きちぎるようにして、風船はJulieの手に。
そしてその風船をポンとステージ後ろにに投げたJulie。
ふと、素の顔に戻ったJulieを見た気がした。

♪C♪に期待をしていたら、思ったより乗れなかったのは、きっと私が期待していたテンポと
違っていたからかしら。自分の中でリハーサルしていたのと少し違った。でもこれが生なんだな〜。
去年、アンコールで広島だけで歌ってくれた♪時の過ぎゆくままに♪はやっぱ名曲。
DVDが待ち遠しい。

アンコールに出てきたJulieに、思わず手を振ってしまった。
ありがとう、またね、Julie.


当日の夜、新幹線でご帰京されたJulie。皮のコートにジーンズをカッコよく穿いていたと
聞いたのは、13日のことだった。(Thanks YUKO )