20年以上も手にしたことのなかった１列目、しかも真ん中。こみあげてくる感情をどうにか
理性で押さえて・・・。
岡山市民会館のステージと客席は１メートルくらいしか離れていません。立ち上がると目の前
50ｃｍのところにJulieがいる、という感じです。
舞台の左奥を誰かが動いた、と思ったら、Julie登場。
♪あなたにワインをふりかけ
こんなに近くで、この曲を聴くことになるなんて・・・。
♪追憶、♪あなたへの愛 わ〜、TVの画面にかじりついても、こんなにJulieは身近にいなかったのに。
どうしよ〜！
目の前にJulieがどうして立っているのだろう、とぼ〜っと思っていました。
髪の毛１本１本が見えて、白髪がある、髪の毛の色が綺麗だな、アイシャドーはこんな色だったんだ
とか、本当にすみずみまで見えました。瞳が１ｍｍ動くのも、わかるのです。
一時期より痩せています。お尻も小さい。
1階席はほぼ満員、2階席の前半分くらいまで埋まっていました。
やはり、新曲中心の前半は、年に１度コンサートを見に来るというお客さんは、乗り切れていません。
『去年、わりとヒットした曲を多くしたら、特に地方で喜ばれて』という言葉通り（STRANGE DAYS NO.39より）
後半のヒット曲パレードには盛り上がっていました。
Julieの後ろから照らされるピンスポのおかげで、眩しくて目潰しになるのですが、Julieをうまく使って
眩しくない角度でJulieの姿を拝見しました。
♪感じすぎビンビン での赤いスポットがなやましい。♪Espresso Cappuccino が、いいなあ。
胸の前でつまんで回すそぶりまでしっかり見てきました。
♪勝利者 『LIBERTY〜』という歌詞を私の目の前で歌ってくれことが嬉しかったです！
（偶然ですよね！）
圧巻は、やはり♪ス・ト・リ・ッ・パ・− でした。ステージの前に出てきた男性４人に目の前をふさがれ
４人の圧力を感じました。体温を感じました。急に風をさえぎられた感じでした。ライトを後ろからの
生ピンスポットだけにして、という趣向は大変良かったと思いました。
1983年12月23日武道館での『沢田君からのメリークリスマス』で1階席の遠くから拝見した
懐かしい曲です。その後、ステージで何度も聴いてはいますが、なんといっても1列目ですから、
こんなお席ってルール違反よね、と思っていました。こんなところで本当に聴いてていいの？
Julieがそばに来るだけで、どきどき、そわそわ。2回目のアンコールで出てくるタイミングがわかりました。カーテンの向こうの動きまで確認したという感じ。
動いた瞬間に立ち上がりました。♪コバルトの季節の中で は、やはり泣けてしまいました。
しかも目の前だし〜〜〜〜。
Julieって舐めるように客席を見るのです。目を見開いた状態ではなく、少し開けた状態でファンの顔を
確認している感じでした。視線があうと、ぞくぞくしました。きゃ〜。
Julieを目の前にして、私の３５年のファン歴をJulieに問い掛けていました。
LIBERTYを書き続けてきたこと、HPで発信し続けてきたこと、
それらが、決して間違っていなかったことを確信しました。続けてきて良かったと。
こんなに素敵なJulieがいたからこそ、今の私があるんだという思いが込み上げてきました。
ただただ、Julieに感謝していました。
これからも私なりの表現でJulieを追いかけていこうと改めて思いました。
本当は、会報を書かなくたっていいんです、構わないのです。
使命感なんてものでなく、ただ私が書きたいと思う、私に書かせたいと思わせる何かが
Julieにあるから、これからも書いていきます。
LIBERTYは、私からJulieへのLOVE LETTER なんだと改めて思いました。
君のキレイのために なんて素敵なセリフでしょう。
愛までまてない でどうするの？
彼は眠れない の？
駆け回っているJulie、運動会でかけっこは１等賞でしたか？
全力をステージにぶつけてくるJulieを、それこそまさに目の前で、目の当たりにして、
冷静でいられるわけがありません。途中、ふらつきながら、足がつりそうになりながら、
私の体力の限り答えさせていただきました。
おどけた仕種、目の表情、その細部にわたって拝見させていただきました。
私が一番好きなコンサートでのJulieの、もっとも近い場所で見ることのできる喜び、
普段のJulieの顔を垣間見るより、何ものにも変えがたいものです。
『カッコ良かった、素敵だった、Julieって最高!』という言葉の中に、私の秘められた気持ちを
察していただければ、幸いです。
これからも、Julieファンで居続けることを決心させてくれた最高のコンサートでした。
生涯、思い出のステージになることでしょう。
ありがとう、Julie！
これはコンレポではありませんね。
いかに私がJulieのコンサートを好きであるかの理由を書いたような気がします。
ですから、Julieを否定する言葉は決して出てきません。
そういうことを期待されていたとしたら、あしからず、ご了承ください。
たかが、一ファンの独り言でした。
イラストレーターのコジマススムさんから、メールを頂きました。
『まさにジュリー・アーカイブという感じの素晴らしい内容の充実ぶりですね。
この度、ジュリーのコンサート『沢田君からのメリークリスマス』をテーマに絵を描く際に
こちらのＨＰを拝見させていただきました。
まだまだジュリー・マニアには届きませんが、これからもずっとジュリーのファンでいたいと
思います。こちらのＨＰはジュリー辞書としてちょくちょく訪問させていただきます。』
嬉しいメールでした。
