小学１年生の姿で早速登場。
今日は、サブだ、ゴローだと普通の会話かと思うセリフ。
客席に向かってお絵かき。
Julieは、お花畑を描いてました。
百合、芍薬、牡丹、へくそかずら(注) なんてのも・・・。
どうしてバカ殿のカッコウをしなきゃいけないのかな〜と
思ってしまう白塗りに、ちょっとショックかな。
やっぱり綺麗なJulieを求めている、という私のわがままな気持ちかも
しれません。
TOKIOの志村さんのほうが、カッコ良かった！かな。
見終わってすぐの感想は、う〜ん という感じでした。
今、思うと、白塗りJulieを、どうしても私が受け入れられなかったから、です。
だって、天下の沢田研二ですよ、あのJulieが、
アイドルだった（過去じゃないけど）Julieが…
そんな気持ちでいっぱいで、他のことを考える余裕がなかった。
よそさまの感想を見ると、おかしかった、楽しかった、と。
え〜、そうなの？楽しかったの？
確かに、おかしかったよね。
だけど〜、と思っていました。
何がどうしたのか、と色々考えてお芝居の感想を思い返してみました。
結論！
私は、綺麗で、華麗なJulieを今でも追い求めているんだ、ということでした。
太っただの、痩せただの、もっとどうにかして、というメールには、
『体型なんて関係ないでしょ、今のJulieでしょ？』と返事をしていましたが、
実は、私自身が 一番気にしていたのかなと思い至りました。
今のJulieが嫌だとか、そういう事ではないのです。
大好きですもの。
ただ、お芝居をやるのであれば、世に言う『舞台中継』(NHK?)みたいな番組で
取り上げて欲しいし、ナントカ演劇賞にノミネートして欲しいとか、
そういう俗物的なものに、心を惹かれてしまうのです。
１等賞と言いつづけてきたJulieのファンですから。
賞が欲しいわけじゃなくて、やるんだったら、役者・沢田研二を正当に批評して
欲しいな、と思うのです。
歌手・沢田研二ではない部分をアピールしているんだから、役者・沢田研二が
もっと世に出てもおかしくないでしょ？
Julieご自身は、そんなことは、ちっとも考えていらっしゃらないと思います。
評価なんていらない、見に来てくれた人がどれくらい楽しい時間を過ごせるか
それを一番大切にしたいと思ってらっしゃることと、思います。
(それも違うかなあ、でも私はJulieじゃないから、本心はわかりません、はい)
３枚目が出来て、汚れ役が出来て、一人前なのでしょうね。
それなら、一人前にならなくってもいいやと思うのは、ファンの勝手。
いつまでも、アイドル・Julieでいて欲しい、と思うのもファンの勝手。
ファン一人一人の中にそれぞれの沢田研二像があるから、
それに全部 答えるわけにはいかない。
となると、沢田研二自身の中にある、沢田研二像を、どんな風に表現してくるのか、
をじっと楽しみに待っていなくちゃいけないのです。
それが、私の期待とちょっと違っていたから、今回のう〜ん、という感想になって
しまったのです。
もしかしたら、それはJulieの計算の上のことだったかもしれません。
期待を裏切ることに生きがいを感じていらっしゃるように、私は思うので、
そういう意味では、私はJulieの期待に添う感想を持ったのかも？
千秋楽を無事、終えて、とっても楽しそうだったというお二人の姿を漏れ聞いて
終わりよければ、全て良しなのかな、なんてね。
来年は、お芝居を堪能してみたいと、心密かに思っています。
(注)『へくそかずら』について
科 名：アカネ科
別 名：ヤイトバナ、サオトメカズラ
高 さ：つる性
花 期：８月〜９月
花 ：白い筒状で、花冠の先が５裂、中心部は赤紫。
ヘクソ（屁糞）の名は草全体に悪臭があるところからついたもので、
黄色い球形の実をつぶしたにおいは独特のもの。
別名は、花の中央がヤイト（お灸の痕）に似ていたり、早乙女のかぶる笠に
見立てたところからきているそうです。
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