糸車のレチタティーボ 2002.1.5  1.6  
どの曲が年初めの1曲なのかしら、そんな話をしている私達の前に突然現れたJulie.
「何 油断してるんだよ、始まるよ、2002年の始まりだよ。やるぞ〜、東京3日間1日目〜!」と
フットワークも軽くご登場でした。メンバーの後からやってくるものだとばかり思っていたので
場内騒然でした。でもこんなのもいいですね。
黒のスーツに紫のブラウスがちらっと見えます。タイは結ばないで垂らしたままでした。
ハートの青さなら 空にさえ負けない 大切な普通 と続きます。ご挨拶のあと、
晴れのちBLUE BOY ジャスト フィットTHE VANITY FACTORT 酒場でDABADA
胸いっぱいの悲しみ 魅せられた夜 糸車
 (衣装替え)お気楽が極楽 月からの秋波 愛は痛い 
いい風よ吹け 生きている実感 世紀の片恋 
インチキ小町 1989 彼は眠れない 勝利者 
朝に別れのほほえみを  (アンコール)
ACB すべてはこの夜に 
(アンコール) 
気になるお前

糸車(作詞:沢田研二 作曲:沢田研二)
  1989(作詞:GRACE 作曲:沢田研二)
この2曲はステージのための書き下ろしです。
ガンジーを尊敬していたというJulie。知らなかったな〜。
タイガースの朝に別れのほほえみをなど、反戦、平和をメインタイトルにしたコンサート
《糸車のレチタティーボ》でした。

いい風よ吹け を歌うJulieの声が違うなと思ったら、涙ぐんでいるようでした。
思い入れのある曲なのでしょうか。

替えてきた衣装はグレーの燕尾服をアレンジしたようなスーツ。アンコールで登場したときは、
黒のパンツと白いブラウス、黒いベストでした。2度目のアンコールではベストを脱いで登場。

「今年もTVに出ると思ったら大間違いだぞ、ほとんど仕事はきてないぞ」、なんてジョークも
飛び出しました。きっとたくさんきているのに、Julieのお好みに合わないだけじゃないかしら、
と思ったのですが、さて実態はいかに?

6日には、「始まったものは閉じましょう。あと何日かしたら、新しい年がきます、そうじゃないと
新しい年は来ない」 というコメントまで飛び出しました。
「明日は6時半!」

チケットは6日がよく売れているということでしたが、5日のチケットを探したらなくて、5日は2階の
一番後ろまで満員でした。男性の姿も見かけましたし、TV出演の効果はかなり高いのでは
ないでしょうか。確実に新しいファンもできていますし、昔のファンの復活も見受けられます。


おまけです〜。
新宿タカシマヤで開催されていた早川タケジ作品展を覗いてきました。
ちょうど、ザ・ベストテンで蘇った当時の衣装を生で見ることができて幸せでした。
TVの画面や雑誌でしか見たことのないものばかりで、「こんなに細かい刺繍があったの?」とか
「こんな模様があったの?」と思うものばかりでした。勝手にしやがれの黄色いスーツには、感激
しました。いつだったか、衣装はたくさんありすぎるから、(もう着ることもないし、着れないし)
早川くんに返したとか言ってたことがあるような・・?

作品集も出るそうですが、これまたJulieが一杯でした。パンフレットに使われたものなども
あって、Julieファンにはお宝になるかも。(他の歌手なども載っています)
早川タケジ作品集 PARADIS,PARADIS 定価3800円

株式会社 リトル・モア