2005.11.16 ちけっと・チケット・ちけっと
１番前の真ん中に座ってJulieの視線を感じながらコンサートを見る というのが、
一番の願いなのでしょう。 でも、 それも、それだけが目的になってしまったら、
それは違うような気がします。 １番端でも、一番後ろでも、その場での楽しみ方が
あるのではないでしょうか。 コンサートはなまものです。
生きた歌手と生きたファンとの間で作り出されていくものです。
だから、作り上げる過程を見守りつつ、良いステージにするためには
ファンも努力が必要なのではないでしょうか？
チケットが来るたびに、悲鳴とも安堵ともつかないため息を漏らし、
その日まで思いを馳せる、そんな穏やかな日々が好きです。
真剣勝負ですから、その日に期待して。
Julieも万全の体制で臨むはずですから、私たちも万全の体制で臨みます。
結果として、お互いに満足できれば一番のコンサートになるはずです。
かつて、チケットを２００枚、３００枚、扱った時期がありました。
チケットの割り振りは、大変でした。機械的にやればいいのでしょうけれど。
昔は、徹夜で並んでチケットを取ることが当たり前でした。
だけど、私はむなしさも感じていました。
そういう時代があって、今の私があります。
今は、申し込んで送られてくるチケットをありのまま、受け入れます。
前だろうと後ろだろうと、横だろうと、このステージをここで見なさい、と
いうことなのね、 と素直に受けています。
そのほうが、精神衛生的に安心です。