libert6

1998.11.1

の歴史・Part6

1986.9月　115号

8/31　広島：Co-CoLoとちょっとタイミングが狂い、舞台にひっくり返ってしまったJulie。途中でデビュー２０周年のJulieの気持ちと、ファンへの感謝の気持ちで深々と頭を下げ　こちらとしても　気恥ずかしいようなくすぐったいような気持ちでした。★はね駒　9/22ごろ　松浪先生再登場です。あの、ラーメン・ヘアーをどんな風にするのかな？★JALの沖縄線のCM、１０月ころから登場。７月末石垣島で撮影。沖縄の海で焼けないようにひたすら、傘の下で釣りをしたJulieはどんなCMで現れるのでしょうか？☆貧民倶楽部　製作発表１２月３日～２３日帝国劇場　浅丘ルリ子　沢田研二　装置・朝倉　摂　衣装・辻村ジュサブロー　音楽・宇崎竜童　作詞・阿木曜子　前売りは　１０月２６日

1986.10月　１１６号

相変わらず　マスコミに追い掛け回されているJulie。グレーの車をモスグリーンの車　と言ってみたり、非常識だから　マスコミのレポーターをやっていられるのでしょうね。私も南海ホークスの宿舎になっているホテルに勤務していて、日刊スポーツに今年の２月に取材されて、『春に』と言ったのが、『４月』と書かれたり、スイトピーの花束がバラの花束になっていたり、この程度のことは　当たり前かな？ ★新曲『女神』　詩；阿久　悠　曲；佐藤　隆　１０月２２日発売・JAL沖縄キャンペーンソングです。広島はANAだからなあ。イメージダウンしたJAL、Julieでイメージアップできるか？ちなみに私は日本旅行にたのんで、等身大のJulieの立て看板をもらい、引きずって持って帰りました。 ★10/8　新宿厚生年金にて『今日は、みなさんの視線にきづかいともさげすみともつかないものを，ナイーブな研ちゃんは感じています。でもこんなことでもなければ、新聞や週刊誌、マスコミにも載らない、自分自身の今の状況を把握して、前向きに善処したいと思いっています。』

1986.12月　118号

ツアー中のJulieファンの行動に対してCo-CoLoの岩間秀樹氏が、コメントを寄せています。『はっきり言って、ファンは沢田をもっと自由にしてやんなきゃ可哀想だよ。沢田が変わらないでほしいって人と、変わりながらも、それに付いてきてくれる人と、大きく分けたら２つあると思うけど、私生活から仕事から、パーソナリティの事まで全部自分達のものにしようとしてるじゃない。勘違いしてさ。アレ　ちょっとヤバイんじゃない。乗り物の中でも、何処でついてくるでしょ？ま、考え方は人それぞれだから、仕方ないのかもしれないけど、俺達と沢田は音楽やってるわけだから、そこをちゃんと聴いて欲しいと思うわけ、トータルに』 ★正月歌劇・SUMMER　LIVE‘86　架空のオペラ‘86　4枚組ライブアルバム12/25発売

1987.1月　119号

貧民倶楽部；茨城支部長小堀昌子さんより：
Julieが演じた瀧太郎は｢悪事の天才として育った美少年」という役柄だけあって、いたずらでちょっとツッパッてみたりするところと　その反面、内心ではとても甘えたがってしまうという感じの適役だったかな？という出来でした。舞台の一部で手まりを抱いて夢想にふけりながら、寝転ぶという不思議な場面がありました。それが　また、あやしい　そして少しいやらしくもある美しさで、とても印象的でした。Julieの演技そのものも声がよく通っていたし、イキイキした口調がよく届いてきました。ただ、ラストシーンでは　テーマがあまりにも大きくなりすぎて、結局よくわからないままで終わってしまったのが、残念でした。カーテンコールで、花束を持ってきたお客さんの応対に、じっともらうのをためらっていた Julie。浅丘さんが１つもらって、花束の多さに『しょうがねえな～』という感じで一本もらったら、今度はJulieにばかり花束を渡しちゃって、Julieの困った表情とできれば　『受け取りたくないなぁ～』というあの表情がまた、印象的でした。★例えば『NHKの劇場中継』っていう番組がありますが、それに仮に貧民倶楽部の予定が入っていたとしても、蜷川さんが紅白の審査員をけっとばしちゃったので、おくら入りするだろうな、と思っています。あくまで仮定のお話ですが…。

1987.2月　120号

Julieが離婚しました。渡辺晋氏が亡くなりました。ヒットスタジオのウラ番組で『Julieが離婚しました』というニュースを聞いてすぐその後ばっさり髪を切って『すっきりしました』と笑っていたのです。☆私事ですが、3月15日に結婚します。★3月27日　京都府総合見本市会館（柿落とし）★貧民倶楽部の楽日で泣いて泣いて泣いた Julie。

1987.4月　121号

3月27日午後８時半過ぎ、公演中の沢田研二（38）さんがステージから落ち、左ひじの骨を折り、左太もも打撲の二ヶ月の大けがをした。沢田さんはこの日完成した京都府総合見本市会館のオープン記念コンサートに、京都府出身の歌手として招かれ、午後７時から９時までの予定で公演中だった。沢田さんは１２曲目を歌っている途中、ステージから 1.8M下のフロアに誤って転落した。会場には約５０００人が詰めかけており、客の一部は立ちあがって心配したが、沢田さんは『痛い、痛い』といいながらも予定通り残り２曲を歌い終え、救急車で伏見区の蘇生会病院に運ばれ　手当てを受けている。沢田さんは跳び上がって歌っていて、目測を誤ったらしい。＜3/29　朝日新聞より＞４月はじめの東京でのコンサート、キャンセルです。７箇所の骨折。左ろっ骨３本、股関節、腰椎も骨折の疑い。胸椎も。左ひじ骨折。京都駅前の武田病院に一ヶ月は入院。一人では歩けず、肩を貸してもらって歩けるが、長い距離はだめだそうです。

1987.5月　122号

京都の病院を無事退院され、東京に戻って、伊豆だか熱海だかにいらっしゃったようです。★3/27京都府総合見本市会館にて；『離婚』について、みんながどんな気持ちでいるのか、知りたくて京都に来ました。幸い一列目でした。期待を裏切るこのようにひげ面のJulie。＜きわどい季節＞ではじまり、新しいLPの中から、続きました。『こんな僕のために、遠いところをよくお越しくださいました』（中略）＜バニティファクトリー＞です、回転レシーブ（？）をしてステージの端に座るつもりだったのでしょうか。Julieがスローモーションのように　転がってきてそして、1.8M下のコンクリートの床へ、左側を下にして落ちました。にぶい骨の折れる音が聞こえました。総立ちのファンはそれでも　ロープふがあるため　前には出ていませんでした。前にいたファンは『Julieが落ちた』と思いました。でもバンドのメンバーはそうは　思わなかったみたい。なにが起こったのか、わからなかったのかな。間奏で、ずっとつないでいました。Julieは倒れたまま、動いてみるものの、しばらくはそのままで演奏しながら、いました。ベースのチュピｰﾄが様子が変なのに気がついて、ステージの端まで、演奏しながら歩いてきて『落ちた』ことを確認したようでした。Julieはとにかく　立ちあがって歌い、そのまま床を歩いて、引っ込みました。まだ、演奏は続いていました。終えられなかったようです。しばらくして、Julieが出てきて、とりあえず、＜バニティーファクトリー＞は終わりました。そう、『いいか、いくぞ～』というかけ声とともに、会場全体がうわあーと盛り上がったあとのことでした。Julieは『痛い、痛い』と言いながら、次の曲を歌おうとしたのです。でもメンバーは、顔を見合わせて、一瞬ためらったんです。でもJulieがおこって、演奏するようにうながして……。ともかく歌い終えて、そでに消え、救急車で病院へ運ばれました。（渡辺由美子さん）★Esquire創刊号　4月20日発売　沢田研二インタビュー掲載。

ＮＥＸＴ

ＭＥＮＵ

1986.9月　115号	8/31　広島：Co-CoLoとちょっとタイミングが狂い、舞台にひっくり返ってしまったJulie。途中でデビュー２０周年のJulieの気持ちと、ファンへの感謝の気持ちで深々と頭を下げ　こちらとしても　気恥ずかしいようなくすぐったいような気持ちでした。★はね駒　9/22ごろ　松浪先生再登場です。あの、ラーメン・ヘアーをどんな風にするのかな？★JALの沖縄線のCM、１０月ころから登場。７月末石垣島で撮影。沖縄の海で焼けないようにひたすら、傘の下で釣りをしたJulieはどんなCMで現れるのでしょうか？☆貧民倶楽部　製作発表１２月３日～２３日帝国劇場　浅丘ルリ子　沢田研二　装置・朝倉　摂　衣装・辻村ジュサブロー　音楽・宇崎竜童　作詞・阿木曜子　前売りは　１０月２６日
1986.10月　１１６号	相変わらず　マスコミに追い掛け回されているJulie。グレーの車をモスグリーンの車　と言ってみたり、非常識だから　マスコミのレポーターをやっていられるのでしょうね。私も南海ホークスの宿舎になっているホテルに勤務していて、日刊スポーツに今年の２月に取材されて、『春に』と言ったのが、『４月』と書かれたり、スイトピーの花束がバラの花束になっていたり、この程度のことは　当たり前かな？ ★新曲『女神』　詩；阿久　悠　曲；佐藤　隆　１０月２２日発売・JAL沖縄キャンペーンソングです。広島はANAだからなあ。イメージダウンしたJAL、Julieでイメージアップできるか？ちなみに私は日本旅行にたのんで、等身大のJulieの立て看板をもらい、引きずって持って帰りました。 ★10/8　新宿厚生年金にて『今日は、みなさんの視線にきづかいともさげすみともつかないものを，ナイーブな研ちゃんは感じています。でもこんなことでもなければ、新聞や週刊誌、マスコミにも載らない、自分自身の今の状況を把握して、前向きに善処したいと思いっています。』
1986.12月　118号	ツアー中のJulieファンの行動に対してCo-CoLoの岩間秀樹氏が、コメントを寄せています。『はっきり言って、ファンは沢田をもっと自由にしてやんなきゃ可哀想だよ。沢田が変わらないでほしいって人と、変わりながらも、それに付いてきてくれる人と、大きく分けたら２つあると思うけど、私生活から仕事から、パーソナリティの事まで全部自分達のものにしようとしてるじゃない。勘違いしてさ。アレ　ちょっとヤバイんじゃない。乗り物の中でも、何処でついてくるでしょ？ま、考え方は人それぞれだから、仕方ないのかもしれないけど、俺達と沢田は音楽やってるわけだから、そこをちゃんと聴いて欲しいと思うわけ、トータルに』 ★正月歌劇・SUMMER　LIVE‘86　架空のオペラ‘86　4枚組ライブアルバム12/25発売
1987.1月　119号	貧民倶楽部；茨城支部長小堀昌子さんより： Julieが演じた瀧太郎は｢悪事の天才として育った美少年」という役柄だけあって、いたずらでちょっとツッパッてみたりするところと　その反面、内心ではとても甘えたがってしまうという感じの適役だったかな？という出来でした。舞台の一部で手まりを抱いて夢想にふけりながら、寝転ぶという不思議な場面がありました。それが　また、あやしい　そして少しいやらしくもある美しさで、とても印象的でした。Julieの演技そのものも声がよく通っていたし、イキイキした口調がよく届いてきました。ただ、ラストシーンでは　テーマがあまりにも大きくなりすぎて、結局よくわからないままで終わってしまったのが、残念でした。カーテンコールで、花束を持ってきたお客さんの応対に、じっともらうのをためらっていた Julie。浅丘さんが１つもらって、花束の多さに『しょうがねえな～』という感じで一本もらったら、今度はJulieにばかり花束を渡しちゃって、Julieの困った表情とできれば　『受け取りたくないなぁ～』というあの表情がまた、印象的でした。★例えば『NHKの劇場中継』っていう番組がありますが、それに仮に貧民倶楽部の予定が入っていたとしても、蜷川さんが紅白の審査員をけっとばしちゃったので、おくら入りするだろうな、と思っています。あくまで仮定のお話ですが…。
1987.2月　120号	Julieが離婚しました。渡辺晋氏が亡くなりました。ヒットスタジオのウラ番組で『Julieが離婚しました』というニュースを聞いてすぐその後ばっさり髪を切って『すっきりしました』と笑っていたのです。☆私事ですが、3月15日に結婚します。★3月27日　京都府総合見本市会館（柿落とし）★貧民倶楽部の楽日で泣いて泣いて泣いた Julie。
1987.4月　121号	3月27日午後８時半過ぎ、公演中の沢田研二（38）さんがステージから落ち、左ひじの骨を折り、左太もも打撲の二ヶ月の大けがをした。沢田さんはこの日完成した京都府総合見本市会館のオープン記念コンサートに、京都府出身の歌手として招かれ、午後７時から９時までの予定で公演中だった。沢田さんは１２曲目を歌っている途中、ステージから 1.8M下のフロアに誤って転落した。会場には約５０００人が詰めかけており、客の一部は立ちあがって心配したが、沢田さんは『痛い、痛い』といいながらも予定通り残り２曲を歌い終え、救急車で伏見区の蘇生会病院に運ばれ　手当てを受けている。沢田さんは跳び上がって歌っていて、目測を誤ったらしい。＜3/29　朝日新聞より＞４月はじめの東京でのコンサート、キャンセルです。７箇所の骨折。左ろっ骨３本、股関節、腰椎も骨折の疑い。胸椎も。左ひじ骨折。京都駅前の武田病院に一ヶ月は入院。一人では歩けず、肩を貸してもらって歩けるが、長い距離はだめだそうです。
1987.5月　122号	京都の病院を無事退院され、東京に戻って、伊豆だか熱海だかにいらっしゃったようです。★3/27京都府総合見本市会館にて；『離婚』について、みんながどんな気持ちでいるのか、知りたくて京都に来ました。幸い一列目でした。期待を裏切るこのようにひげ面のJulie。＜きわどい季節＞ではじまり、新しいLPの中から、続きました。『こんな僕のために、遠いところをよくお越しくださいました』（中略）＜バニティファクトリー＞です、回転レシーブ（？）をしてステージの端に座るつもりだったのでしょうか。Julieがスローモーションのように　転がってきてそして、1.8M下のコンクリートの床へ、左側を下にして落ちました。にぶい骨の折れる音が聞こえました。総立ちのファンはそれでも　ロープふがあるため　前には出ていませんでした。前にいたファンは『Julieが落ちた』と思いました。でもバンドのメンバーはそうは　思わなかったみたい。なにが起こったのか、わからなかったのかな。間奏で、ずっとつないでいました。Julieは倒れたまま、動いてみるものの、しばらくはそのままで演奏しながら、いました。ベースのチュピｰﾄが様子が変なのに気がついて、ステージの端まで、演奏しながら歩いてきて『落ちた』ことを確認したようでした。Julieはとにかく　立ちあがって歌い、そのまま床を歩いて、引っ込みました。まだ、演奏は続いていました。終えられなかったようです。しばらくして、Julieが出てきて、とりあえず、＜バニティーファクトリー＞は終わりました。そう、『いいか、いくぞ～』というかけ声とともに、会場全体がうわあーと盛り上がったあとのことでした。Julieは『痛い、痛い』と言いながら、次の曲を歌おうとしたのです。でもメンバーは、顔を見合わせて、一瞬ためらったんです。でもJulieがおこって、演奏するようにうながして……。ともかく歌い終えて、そでに消え、救急車で病院へ運ばれました。（渡辺由美子さん）★Esquire創刊号　4月20日発売　沢田研二インタビュー掲載。