の歴史・Part25

1997.10月 246号	RaM（幻の本だそうです）提供：群馬・沢田組　丸山由記子さん 文：大須賀猛　　新作♪サーモスタットな夏♪のキーワードは２つだ。 ＜シュールな歌謡曲＞であること、＜ギター・サウンド＞中心であること。全くシンプル。しかもセルフ・ プロデュースとなった前２作（95年12月の♪SUR♪、96年9月の ♪愛まで待てない♪）リリースの際にも沢田が口にしていた言葉だ。 別に新奇なことは何もない。というより目新しさを追うことなどに、この人はハナっから興味がないのだ。 『結局、自分ができることを思いっきってやるってことに尽きるんですよ。新しいサウンドなんて言っても、 僕みたいに長くやっていれば、へぇ、そんなのが新しいのってことがたくさんあるわけで、巡り巡って また戻ってくるだけの話なんですよね。』＜中略＞　このアルバムが発売される6月25日は、沢田の 49回目の誕生日だ。ライブのMCでも、年齢のことはしばしば、話題にする。 『そんなこと言わなくってもいいだろうって？　でもこの齢にしては頑張ってるぞ、って自負と 頑張ってたってもうじき50なんだよって、現実と両方わかっておいてほしいんですよね、お客さんには。 ステージでやたら走り回るのは…。無理しているわけじゃなくて、あれくらいやらないと、気が すまないんですよ。』実際、あのステージを体験すれば、『課長、バンドやりませんか？』などとは、 気軽に言えないというものである。『これは売れると思って、レコードを作ったことはないですけど、 売れなくてもいいと思ったら、ダメ。地道に俺は毎年作ってたんやぞーって、言いたいわけですわ(笑い)』 淡々とした口調でジュリーはそう言う。その柔らかい言の葉の陰で、ほんの少し刃（やいば）が 光ったような気がした。 沢田研二　我が名はジュリー文：青木優 〜テレビブロスより〜 ★戻る
1998．2月 251号	ぴあより；ブルーエンジェル2/5〜3/1・ シアター・コクーン：恋に溺れて破滅するのもいいんじゃない。近頃は、ミュージカルで野良猫に 扮したり、ビールのＣＭで普通のサラリーマンを演じてみたりと、いろんな顔を見せている沢田研二。 『僕は、“変わる”ってことが好きなんです』と言う彼の新たな表情がブルーエンジェル で、拝めそうだ。 このミュージカルの原作はマレーネ・デートリッヒ主演の映画『嘆きの天使』 でも知られるハインリヒ・マンの小説。沢田が演じるのは、キャバレーの踊り子、ローラ（鈴木砂羽） にひとめ惚れし、破壊していく超カタブツ教授の役だ。『これまで女性を翻弄する役が多かった僕が、 逆にこんな役を演じるのも、面白いかなと思って。これが、やってて気持ちいいんですよ。“俺は 愛しきったよ”って感じで。この舞台を観てみなさんの愛への対処法も豊かになってくれたら、うれしいですね。』 ちなみに沢田は２曲しか歌わないが、『その分セリフは、いっぱいある（苦笑）』とのこと。 ラジオ番組：ＴＥＡ　ＦＯＲ　ＴＨＲＥＥ　Just　A　New　Day Bay　FM・Kiss　FM 、 ★戻る
1998.11.20 260号	10月15日　北トピア BREaTH　６　かなり　面白いインタビューでしたね。 Julieの歴史をJulieが語ってくれた　という感じですが、言いたいことをしっかり述べていました。 Prints２１　JULIE　JULIE　JULIE　といい、たて続けに　ロングインタビューで、 読み応えのあるものが　出版されました。Printsのほうは、早川タケジ氏の写真でしたが、 どちらかと言うと私は BREaTHのほうの写真が好きです。どこかをピックアップしようかとも思ったのですが、 どれも途中だけ切るわけにもいかず。 Prints２１は　ファンのことを語っていましたが、なかなかするどいことを言ってました。 昔から知りたかったこと　というのかな、ファンの方を向いていない、とか。　 Julieがいるから結婚できないというのは、迷惑な話ですよね。それを口実にしている　 というのはわかる気がする。会報を花嫁道具の１つとして持ってきた私としては、 これは趣味なんだから、と言いたいです。ファンクラブはやめちゃったというのはJulieの言い分で、 別になにもして欲しいわけじゃなく、私の勝手でしょ？と開き直ったりして。 それぞれで、Julieのことを思っているわけで、こっちを向いて欲しい人もいれば、 お気になさらないで、と思っている人もいますね。 沢田研二　正月コンサート 1/8（金）　　渋谷公会堂　　　18：30　　 1/9（土）　　渋谷公会堂　　　18：30 1/10（日）　渋谷公会堂　　　　15：00 1/15（金）　愛知県芸術劇場大ホール　　　17：00 1/16（土）　大阪フェスティバルホール　　18：00 ACTシリーズ　むちゃくちゃでごじゃりまするがな 11月29日　新神戸オリエンタル劇場　15：00 　1階　I列　32番 というチケットが届きました。行ってまいります。 ACTに関しては一番最初のACTクルトワイルを 松山全日空ホテル、最前列で見て以来です。これで最後のACTですね。 ザ・近松　　1999年2月6日〜2月28日　東京　日生劇場 A席　11.500円　B席 6.300円　C席　3.150円 共演：伊藤蘭、茂山宗彦 ★戻る
1999.6.15 267号	トークショーイン広島　6/7（月）リーガロイヤル広島 ４時１５分、リーガロイヤルホテルの３階の入り口にタクシーが止まり、 ひとだかりがして、見ると、Julieでした。グレーのスーツにサングラス。 すぐに宴会受付に消えていきましたが、まったく期待もしていなかったので、びっくりしました。 日ごろの行いが良かったのね。 たくさんのお客さんでいっぱいでした。 お口もなめらかで、大笑いしていました。そりゃー、歌ってほしいけれども。 アカペラで歌うかもしれない、と期待して、なんてなかなか憎いことを言います。 結局１時間４５分というものになりました。 歌わないでもこれだけの人が集まるということに、結構気をよくしたことと思います。 どういう人達が集まったのか、（ファン以外で）わかりませんが。 偶然にもJulieの入りを見ることができました。 同じ日、秋篠宮ご夫妻がご来広されていたとかで、ホテルには、いっぱいＳＰがいました。 Julieは、会えたのかな？ ★戻る
1999.7.15　 No.268	東京でミュージカル『ペーパームーン』が始まりました。 ご覧になるご予定の方、さわりをほんの少しですが…。 ★７月５日東京新聞夕刊「ペーパー・ムーン」 『名作ミュージカル今日から日本初演「ペーパー・ムーン」』 ハリウッドの名作映画がミュージカルになった「ペーパー・ムーン」が５日、 東京・渋谷のシアターコクーンで始まる。１９３０年代アメリカ中南部を舞台にして、 詐欺しモーゼと親のない少女アディが繰り広げる愛と夢の物語。 演出は栗山民也氏。出演は沢田研二、子役にはＣＭやドラマで活躍中の前田亜季、 ミュージカル初挑戦の河合美智子、実力派の峰さを理ら、出演者の組み合わせも話題を呼ぶ。 ７３年にライアン・オニールとテイタム・オニール主演で映画となり、 ９６年にオフブロードウェーでミュージカル化された。日本は初演。２０日まで。 Ｓ席８千円、Ａ席６千円。２２日には、かめありリリオホールでも上演する。 ジュリー再びの脚光デビュー30年今も新作で勝負（朝日新聞より） ★戻る
1999.8.15 No.269	---　New Album --- ♪いい風よ吹け♪8/25発売！　　　TOCT-24183 ￥3059 1.インチキ小町　　2.真夏・白日夢　　3.鼓動　　4.無邪気な酔っぱらい　 5.いい風よ吹け　6.奇跡　7.蜜月　8.ティキティキ物語　9.いとしの惑星　　 10.お気楽が極楽　11.涙と微笑み ☆沢田研二のニューアルバムは、全編アグレッシヴでタイトなギターサウンドで構成されています。 もともとギターサウンドにこだわりを持っている沢田研二は白井良明のアイデア豊富で巧みな ギターワークに絶大な信頼を寄せており、アルバムのコンセプト自体も正真正銘の「ギターアルバム」 といっても過言ではありません。 グラシジ、デジロック、サーフ、ボサノバ、スラッシュ、 これでもかというほどに多彩なギターフレーズが飛び出し、それらが絶妙に絡み合いながら '99年型の最新ロックンロールとして成立しています。 ★『ＴＶ Ｔａｒｏ』 より； 8/26 （木）から 『ふたつの愛』の再放送があるようです。 深夜の 0:10 からですが。 ★「クロレッツ」の新製品（ディスクとかいってました）のＣＭのバックに「シーサイド・バウンド」のまんまオリジナルが流れています。もうお聞きになりましたか？ 「クロレッツのディスク　クール」という商品です。 ★ティーンルックという雑誌をご存知でしょうか？ 　なんだか、復刻版が出るとか出ないとか。 ★「Hanako　West」という雑誌にインタビューがカラーで1ページ載ってます。 目次のタイトルが、「濃いひと沢田研二さんのフェロモン」。 また、「演劇界」の８月号にもペーパームーンのステージ写真と劇評が載っているようです。 1700円ですって。 ★戻る
1999/10/10 　No.271	台風や、地震、臨海事故と、世の中は物騒ですが、いかがお過ごしでしょうか？ 1999/10/2　広島郵便貯金ホール 　いい風よ吹け MCは１０分。去年は１０００人、今年は８００人と減ってしまったそうです。 （9/30に中国芸能から、５０００円を３０００円にする割引券が届いたのできっと入って ないんだろうな、と思っておりました） 10/1オンエアーの『青春のヒットポップス』を見たらしく（広島では、オンエアーなし） 山下敬一郎さんの声が全然昔と違っていて、それは、「TVに出るとあがるんです」とのこと。 たった一曲歌うためにTVに出るのは、しんどい「おじんやなあ」ミュージックフェアーの ディレクターが新曲♪いい風よ吹け♪と聞いてぜひ、出て欲しいといわれたけど、 「"あら、Julie、知らない歌を歌ってる"と思われるだろうし…」　今出なくても、 ２００１年、２１世紀になったら、「ナツメロ歌手としてTVに出て行く」 「２つの顔を持つ男！」「そうなったら、３０分全部スキな歌を歌ってあげます。 でもその人飛ばされているかもしれないなあ」「足腰は仕事で使って、普段は使わないで過ごす」 とか、「自分のことは、自分で責任をもって管理してほしい、みんなのことを管理するわけには、 いかんでしょう？」別に私はいいんだけども。 ♪いい風よ吹け♪しっかり歌詞を忘れておられましたし、何曲か、歌詞が違っていたような・・・。 どの曲だったか、舞台の左右に花道（？）があって、その端っこまで行ってました。大サービス！ その時、横の後ろのほうのお客さんがどーっとおしよせていました。これには、びっくり。 あそこの位置まで行くことは、これまでほとんどなかったのです。 おまけに、８００人の客なのに、アンコール前に後ろからどんどん出てきて舞台前に終結。 警備の人もいなくて、出ても何もいわれなかったみたい。私は自分の位置で踊っておりました。 ただ縦乗りは、とてもつかれて、静かな曲の時は前の座席の背もたれにしっかりよりかかって おりました。そうじゃないと、立っていられないんだもの。 かっこうは、一度目はみごとに失敗。「広島はリズム感,悪いんじゃないの？」といわれ、 アンコールで、再度挑戦。2回歌ったら、「1回でいいの！」と言われてしまいました。 ♪ダーリング♪では、かつて広島で、Julieの前で白い水平帽をかぶってあのパフォーマンスを やったことをしっかりと思いだしました。京都でも思い出したけれど、やはり地元だと、 感激もひとしおです。（でもあの白い水平帽、どこにいっちゃったかな？） ♪勝手にしやがれ♪は、 あの栄光の12月27日のことを、また♪TOKIO♪では、山口でパラシュート（ザ・ベストテン用） をふんずけたなとか、色々な曲がヒットした時の自分の気持ちとか、立場とか、 思い出にひたっていました。♪許されない愛♪の時は、うーん、東京、浅草劇場で見たかな？ ちょっと記憶があいまい。随分私も見てきているんだなあと、感心したりして。 ♪気になるお前♪では、はからずも、キャーという黄色い声がでました。（私です） 好きなのです、この曲は。 　 歌手の沢田研二さん。「売れる、人気が出るというのは、自分では分からない。 今は、沢田という商品が素うどんなら、素うどんの好きな人だけ食べればいい、と。 ぜいたくなトッピングをして食べさせたいとは思わないんです」。 最近テレビに出ないのは「周りとテンポが合わないんですよ」 9/29朝日新聞"天声人語" ｢最近のことばから。｣より。 ★戻る

ＮＥＸＴ

ＭＥＮＵ