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2001.10.1

1983.1　　No75

　1/5.6　In　SHIBUYA　　　←クリック（Photo　by Shin Yamagishi)
曲目；ミス・キャスト　デモンストレーションAir　Line　ラスト・スパーク　チャイニーズ・フード　news　
Dealing　（MC）　次のデイト　A．B．C．D　ウィークエンド・ラブ　巴里に一人　渚のラブレター・アラ・ハワイアン　
勝手にしやがれ・アラ・フラメンコ　（メンバー紹介）　背中まで４５分　６番目のユウウツ　How　many "Good Bye"
ジャスト・フィット　ミス･キャスト　We need you love アンコール；あなたへの愛　お前にチェックイン　プリテンダー
Why or Why　Stop the weddingbell
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

オープニングは、”ミス・キャスト”　これがなんと演奏なしのナマの声で、会場内に響きわたります。
１コーラスだけでしたが、かなりの歌唱力がないと、できないことです。
ステージ右手に、ソファー、テーブル、クッションな並べられてそこに深々と腰をかけて歌うJulie。
センターにピアノ・バー風のセットがあり、ドラムは右手後方に車の中にスタンバイされています。
ヒット曲を、時には、ハワイアン、あるいはフラメンコ、あるいは、アルゼンチン・タンゴ風にアレンジして
あり、なかなか凝っていて楽しい趣向でした。”勝手にしやがれ”は生ギター３本のみと、今までとは
うってかわって、Julieの新しい魅力を再発見。

おしゃべりは、恒例の大晦日の報告、あまりしゃべることはない、と言いながらのお話は大ウケです。
かねがね、細川たかしがヒット曲が欲しいと言ってたから、僕のをわけてあげようと思ったとか、
本当は自分のことで精一杯だったわけで…。

2部の衣装は、黒のタキシード。今までとちょっと違う新しいJulieが見えました。

スポーツニッポンより
毒舌：レコード大賞も’多分そうだろう’と思っていた通りになった。私も食い込んではいるんですが、
いろどりだけという感じでして。レポーターばかり４年もやって来ますと本当の話、疲れまして、
ネタを探すのも真剣になれない。《北酒場》良かったですね。演歌には珍しく明るく誰でも歌えるし、
細川氏も感激だったでしょう。なにしろデビュー曲♪わたしばかよね〜♪からヒット曲は皆無。
『２度とこういう場所には立てないだろうからしっかり歌えってアドバイスした』（会場爆笑）
ええ、これは作り話ですよ、ないしろネタがなくて。


　　『本当に沢田研二さんは、沢田研二さんしかいなくて、沢田研二さんを越える、ああいう動き方を
　　している３０代のロッカーは他にいないわけですが、僕も近づいてみたいと思います。』
　　　（12/31〜1/1　ニューイヤー・ロックフェスティバルにて、宇崎竜童のステージより）

1983.2　 No76
FROM　RADIO　　文化放送　《テクギン・サウンドスポット》より
・作曲家としての活躍について：　５０曲以上の作曲で”作曲家としての稼ぎ”がベスト９．
１位　筒美京平　２位来生たかお　などの本職が顔を並べるなかでの９位はたいしたもの。
作るが早いのだけがとりえで直すのもすぐで『だって僕が歌うんじゃないもん』とはJulieの弁。
休みの日も作曲にあてていたということで、稼ぎが多いのもうなずけます。

今年は、学園祭にも出たいとのこと、そしてクラブにも出てみたいと。
ディナーショーは、『ロックだから、食べながら見るようなステージじゃないでしょ？』とのこと。
でもクラブ出演が実現すると、そこはJuieファンが買い占めて異様な雰囲気になうｒことは
間違いナシです。

東京FMの《ライブ・コンサート》、いわゆるファンを締め出してのステージで、
全く、盛り上がらなかったとか…。

1983.4　　No77

4.24 In Shibuya
千秋楽。Julieが好きな会場のひとつ、渋谷。
ステージの内容は、お正月と多少曲目が変わっていました。
一部と二部の間に出た黒マント氏が小林マネージャー。Julieのマネージャーは
みんな出たがりで、役者です。

”背中まで４５分”の終わったところで、『前に出るな』とひとこと。前に出るタイミングを
完全にはずされた感じで、客席はいまひとつ盛り上がらす。
大阪を残しての楽では、乗らないのか、アンコールは、めずらしく１回きりで３曲。
why oh why　お前にチェックイン　新曲　晴れのちBlue　Boy　

　　　誕生するということはいいことだ。
　　　まして予期せぬ目新しいものが生まれ落ちることに大きな拍手を送りたい。
　　　『晴れのちBlue　Boy』
　　　禁を犯しての出来事に昂揚するが如く、官能に目覚めた猛獣が、ジャングルを
　　　彷徨う姿か。
　　　外人部隊が昨夜の晩餐に酒と女で燃え尽きた肉体を戦場で散らそうと　
　　　している姿か。
　　　いずれにしても沢田研二は新たな衝動にかられていることは事実だ。
　　　こんなにスリリングな姿を、そんな冷静な目で見ないで、
　　　今はとにかく心篤くして体熱くして汗かいて夏はお祭り。
　　　お祭り騒ぎが大好き。
　　　ジャングルリズムがあればいい。

　　　　　　　　　　　　ランチキ・ポップ　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ヤシノミカクテル
　　　　　　　　　　　『晴れのちＢｌｕｅ　Ｂｏｙ』　5/10　発売！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｔｈｅ　Ｐａｓｔ　３

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＭＥＮＵ