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LIBRTY No110 に載せた１月２４日付けの朝日新聞がそのままそっくり
『正月歌劇』のステージの様子として、『不協和音』VOL２．の１０ページに
載っていました。『コンサートの模様を如実に言い表わされた記事が掲載
されましたので、これをコンサートレポートに代えさせていただきます』の
コメントを添えて・・・。
1986.5 No112
はね駒
ヒットスタジオ、６月の
マンスリーは、LP中心かな？
アリフ・ライラ・ウイ・ライラ
直筆の歌詞です→
（クリックすると見れます）
2001.10.5
1986.6-7 No113
リビング・ブック７月号より
今回のアルバムのために、沢田さん自身、２曲歌を書いた。その１曲に『She
is a B-side Girl』
というのがある。「もうひとりの女っていうか、もうひとりの女がいてそこに男がひとりで現れる。
男がその女の子のことを幸せにしたいと言い出して・・・という歌」いま、ちまたで流行りの“不倫”
なのだろうか？
「というか、そういう意識は、僕には全然ないんだけどネ。“流行の”というような、そういう意識に
僕がなっていると、そういう風にとられてもいいし・・」
少しずつ、彼の周りにいるファンも変わってきている。
「昔はね、特にタイガースのころは、タイヘンだったね。行くところ、行くところ必ず群れなしてた
もんね。いわゆる『追っかけ』が多かった。たとえば、こうしてレコーディングしてるでしょ。
そうすると、スタジオの周囲が大騒ぎ。窓やバルコニーの下なんかにワァーといて、
『見えたァ!』なんてネ。
いまは違うね。きっとみんな昔のようにさ、僕のスケジュールとか、どこどこ
でレコーディングしているとか知っていると思うんだけど、もうしたくないって、思ってる人達が
多いと思うわけ。だけど、必ずコンサートという集まる場所には、ちゃんときてくれる。
そういう意味では、もう暗黙的にアイドルじゃないと思われてるね。（笑）
群がって、グループで沢田研二を楽しむことから、だんだん、個人で楽しむようになってきたんじゃ
ないかと思うな。」 「・・・今は、モノ自体にクオリティをもたせようっていう時代しょ。
だから沢田研二というもので売れてきたものから音そのもので売れたいと、思うし、
それが、たまたま沢田研二だったという風に言われたいと思う。
そのためには、もう少し時間がかかると思うけど〜。メーカー品じゃない、ブランド志向じゃない、
無印良品の世界だね。」
音楽ってなんだろう VS 加藤和彦 （FM 6/22）
バンドをやろうって話になってみんな今までいろんな人のバックミュージシャンやってて楽しさも
あるけれどもの足りなさも感じてて、本当はバンドやって、自分のもってるものを、だれかの為
じゃなくて、自分達のバンドの為に使えるようになったらいいよなってことになって、これから先、
ソロでやっていくのに、その時々すごいバックミュージシャンを集めれば、それはそれで良いものが
できるだろうけど、もともと、バンド好きだし、ん〜、俺たちはバックやってるんだという、ソロと
バックだと、どっかでみせつけられるし、僕も俺のバックだろうって、口で言わないでも、
見せつけちゃうところもあるだろうし、溝ができちゃうというか、そこでこう音がまじわらない
っていうのを感じてたんで、バンドができたら、いいなと思って。でも無理だろうな、と
思ったし、良いミュージシャンに来てもらいたいけど、我もあるしね。プライドもあるだろうし、
本当に難しいだろうと思ったんだけど、酒、飲んで話してると、みんなそうだったんです。
タイガースも、バンドではじまってあっという間に人気が出て、考えるひまもなくて、さあやろう
とした時は、GSは下火で解散。PYGやったけど意気込みだけで、ボーカル２人がスター同志
だったし・・・。バンドとして。５年とか１０年かからないとお互いのくせもわからないだろうし。
だからそれをやれたらいいなあと、思うんです。若い人ばっかりだと、できないだろうし。
今、僕より年上の人が気を使ってくれて、僕も気を使って、いい意味で、僕は無責任に放蕩して
いられます。
Julieの『芸能生活２０周年』の記念パーティーがあるそうですが、それが加藤さんの
奥様、安井かずみさん他が発起人となっているとか。
このラジオのインタビュー、LPのレコーディングも観音崎スタジオ（神奈川県）でした。
オールナイト・ニッポン （6/24） VS 中島みゆき
中島さんのあまりのひょうきんさにJulieもたじたじでした・今、東京で評判の、いちご大福、梅干、
コーヒーぜんざい、宇治ミルク金時、ニラ納豆豆腐などの話、PAのケンケンのこととか、
マネージャーがタレントに似ているだとか、掛け合い漫才のおゆでした。
J：僕の曲は、今までに持ってた曲です。作曲のほうは、６曲出して、２曲しか受からなかった。
淺川マキさんは、チト河内さんの知り合いで、そのノリで作詞をしてもらいました。
『私、恥ずかしいわ。』って言いながら、３０分電話で話してました。おもしろい人です。
中島：私は、何年か前に、はじめて大阪のラジオで、ゲストでお会いしたんです。その時は
わぁ〜、すごい金のシャチホコが立ってるっていうぐらいに緊張して、オクターブ声があがって、
何を話したか、覚えてなくて。きょうは、オールナイトだから、しゃべってますけど、うちに帰って
布団に入って１０分したら、わぁ〜っと知り合いに電話しまくってるんですよね・・・。
JUNON ８月号
最近、『先輩、色々教えてください』とかいわせるけど、本人がどういうつもりでやっているかってことが
すべてなんだよね。吉川（晃司）クンなんか見てると、すごいと思うね。例えばどこかでリハーサルしてて、
たまたま顔をあわせたりして『オウ』とかいってると、『これ、飲みませんか?』と飲み物を持ってきたりする
んだ。この、なんとも思わないような態度がすごいと思うんだよねぇ。そういうほうがいいと思うの。
あいさつだけして逃げるようなヤツは、おうあかんと思うね。例えば、歌番組だと、みんな同じ部屋で
本番まで一緒にいるんだけど、こう、目を合わせないように目を合わせないようにしてる人がいるんだよね。
そういうのを見てると『あ、こいつ、あかんかもしれん』と、勝手に品定めしたりして。
それが当たるときもあるし、当たらないときもあるしねえ。
サウンドストリート （ＮＨＫ-ＦＭ 6/26） ＶＳ 大沢誉志幸 （東芝近くのおでん屋さんにて）
大沢：ボーカルは一発どりだったとか？
Ｊ：わりと、音とってるときから、仮歌で入れてたりしたんで、これ以上歌えないから、これ使ってとか
言って、３曲くらい一発どりでした。わりとラフに・・・。目新しいサウンドとかきらびやかさはないけど
不思議な人間が６人集まってやってるみたいな、そういうまだおじさんの音だけど、、もう少ししたら
元気が出てくるんじゃないか、という感じでね。（中略） ソロで一人で頑張るのは、性にあわなくて、
みんなが後ろにいてくれると頑張れるね。やりたいと思ってやりきれないことをやりたいと思ったのが、
そのひとつの理由でもあるし。自分のことをもっと長い目でみたいし、これで食っていかないとしょうが
ないし、自分の命をただ、生きながらえるだけじゃなくて、太く長くやりたいし。じっくり時間をかけて
やりたいと思うし、こういうペースでやっていると波がこっちにまわってきてくれるってこともあるし、
これからは、辛抱っていうか、耐える時間だと思う。この世界入って、やっと成人式かなと思う。
松浪先生みたいな気分です。
大沢：沢田さんの影響力を僕達の時代が一番感じていて、いつも何かをキープすることは大変だと
思うんですが。
Ｊ：以前は、落ち込むひまがないように動くながら考えてたけど、今はダメな時は、動かないほうが
いいと思うようになった。やばいなと思っている時、いろんなことを見つけてやるのもひとつの手段だ
けど、黙って何もしないのも、痛くてしんどくて、それもなかなかいいもんだなと。長くやりたいってのが
あって、生きながらえるというんじゃなくて、時間をかけて自分でみきわめる時間が４〜５年あったら
しゃかりきになって、中年パワーでやっていきたい。
大沢：次の世代に対して、アドバイスを。
Ｊ：僕は、先輩のアドバイスを右から左に聞いてたからねえ。今や、ロックはティーンエイジャーのもの
だけじゃないし、突っ走って、燃えつきようっていうんじゃなくて、できるだけ長く生きていく手段として
ロックンロールをやってもらいたい。
お正月のステージは、蜷川演出がなくて、新聞にも載らなかったの。その雪辱戦をしようと思って。
大阪の人（朝日新聞）が唯一、すごく良い記事を書いてくれたくらいで、見てない人がすごく多くて、
全国で俺たちはこれだけのことができるよよいう雪辱を全国に向けてやろうと思っています。
『笑っていいとも』 6/27 美保 純さんより
ラーメンヘアーも板につき、Ｇパンに白いブラウスをいういでたち。朝４時までパーティーの続きで
飲んでいたという割りに元気でした。タモリさんが妙に緊張して『沢田さん、沢田さん』って言う
のが、見る側としては、大変嬉しかったりして。 あの年代の人達（特に男性）には隠れＪｕｌｉｅファンが
多いのでしょうねえ？
沢田研二芸能生活２０周年記念パーティー 6/25 芝 東京プリンスホテル